無料3枚組CDプレゼント『新しい自分を作る10の秘訣』

パタゴニアのコンドル

IMG_0032.jpg
5年前、おいらはパタゴニアの荒野を旅していたことを思い出します。


南米の最南端ウシュアイアからペルーに向けて
どこまでも続く荒野の中を突き進むバスに揺られて。

数時間ウトウトして目を覚ましてみてもまだ同じ景色がずっと
続いていた。 

サンテグジュペリが小説「夜間飛行」の中で書いていたとおり
どこまでもどこまでも荒野が続いていた。


バスが小高い丘の上で休憩に入った。
行ったことはないが景色としてはエアーズロックから荒野を
眺めているような景色だった。


「聞いたとおりすごい風だな」


パタゴニアは1年中強い風が吹いているらしい。
体を前傾にしないと飛ばされそうな風が吹いている。


その強い風の中を1羽のコンドルが飛んでいる。
そしてよく見てみたら風上の方に進んでいた。


「あれ? あのコンドル風が吹いている方へ進んでいるぞ!
ただ両方の羽を広げているだけなのに。 」

不思議な光景だった。立っているだけでも飛ばされそうな風に向かって
確実に進んでいるのだ。


同じバス旅で知り合った友人がこう言った。



「あれは航空力学上、多分うんたらかんたらで・・・」


おいらは聞いてはいたけど聞こえてはいなかった。


「・・・そんな理屈は正直どうでもいいよ・・・」


それよりもずっと眺めていたかった。目の前に起こっている
不思議を感じていたかっただけだった。


なんだろう?たまに思い出す。


あの一羽のコンドルを。
逆風に向かってスーと進んでいくあの雄々しい姿を。
その先には荒れ果てた荒野しかないのに・・・
いったいどこに向かっていたのだろう?


迷いもなく前を向いて1人で飛んでいった。


あの一羽のコンドル・・・・・


なんだろう?たまに思い出す。






トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: パタゴニアのコンドル

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kinpoi.com/mt/mt-tb.cgi/124

コメントをどうぞ






サモハンキンポイ
記事一覧
メール